公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

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2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
ワークショップ通信
▲ イラスト:マリー・ノエル・オルヴァット(フランス)
《ぐるん ぐるぐる》
ワークショップ通信
2021.09.28
ワークショップ「作ろう、コラージュで世界でひとつの鳥!」

入選作家の相澤史さん考案の、様々な文様の紙をコラージュ(切ったり貼ったり)して、カラフルな鳥を作るワークショップです。お家で制作を楽しめるキットを美術館にて販売(定員に達したため販売は終了しました)。どんな模様の紙が届くかはお楽しみに。完成した作品は大きな壁画の一部として展覧会期間中に美術館で展示し、一つの空間を作り上げます。

【販売開始日】2021年8月2日(月)10:00から
【定 員】先着40名
【価 格】500円(税込、通信販売の場合870円)
*定員に達したため販売を終了しました。

【相澤史(あいざわ ふみ)プロフィール】
神奈川県茅ケ崎生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科在籍中に子供の造形教室で教えることで子供たちと一緒に制作する楽しさを知り、造形教室を主宰。
その後、ドイツでの生活を経て、現在はアメリカニューヨーク州の郊外で家族とともに暮らす。
絵画を中心に制作する傍ら、地域の図書館で”Literary art class”と題してテーマ毎に選んだ本を子供たちに紹介した後、時に作者の表現と同じ技法を用いながら、イメージされる世界を子供達と絵画制作するクラスを催す。



2021.09.26
展覧会最終日の鳥たち

当館での「2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は9月26日に閉幕しました。
入選作は静岡県や石川県、群馬県のミュージアムを巡回した後、海外でも展示される予定です。

そして当館独自の企画であるワークショップ「作ろう、コラージュで世界でひとつの鳥!」は、展覧会最終日には全部で154点もの作品が集まりました!
最初はガランとして寂しかったワークショップコーナーですが、日に日に集まってくる鳥や動物たちのおかげで楽しい空間へと生まれ変わりました。
カラフルな作品たちによって、明るい気持ちになった方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

これからのボローニャ展での企画もお楽しみに!



2021.09.24
模様探しもオススメです

ワークショップコーナーに集まった鳥や動物たちを見ていると、同じ模様の紙が使われている作品があることに気付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回販売したワークショップキットには、ランダムに10種類の模様の紙を封入していました。模様の組み合わせはキットによって全て異なりますが、なかには同じ模様の紙が入ったものも複数ありました。

丸い模様を鳥の体に使ったり、その模様の形を活かして目の部分に使用したり、使い方は様々です。それぞれの作品を見比べて、同じ模様探しをしてみると、きっと楽しい発見があるはずです。



2021.09.18
鳥や動物たちが大集合!

「2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」も残すところあと1週間ほどとなりました。
幅3mもある壁画に、鳥たちが少ししか集まらなかったらどうしよう…と最初は不安でしたが、毎日たくさんの方が作品を持参・郵送して下さりました。
おかげで、いまでは画面を埋め尽くさんばかりの鳥や動物たちが集まっています!
大きな一つの鳥を作って下さった方もいれば、小さな鳥たちと共にお花や虫を一緒に作って下さった方など、ワークショップキットに封入された10枚の紙から多くの作品が生まれました。
ワークショップに参加されていない方も、このエネルギッシュな空間からぜひ元気を貰いにいらして下さい。



2021.09.10
立体作品もあります

今回のワークショップでは、ワークショップキットに封入されている紙を使用すること以外、特に制限はありません。自由に制作に取り組めるワークショップということもあり、こちらが驚くような様々な工夫を凝らした作品が多く集まっています。
紙の質感の違いを活かしてカールした羽を作ったり、折り紙のように折ってクチバシを作るなど、鳥の体の一部を立体的に作った作品もあります。ワークショップコーナーにお越しの際は、鳥たちの細部まで是非じっくりご覧下さい。



2021.09.04
海外から作品到着!

今回のワークショップでは、作品を直接ご持参いただけない遠方にお住まいの方には、作品を郵送していただいています。
そんななか、先日シンガポールから国際便で作品が到着しました!
日本にお住まいのおばあさまがワークショップキットを購入して下さり、シンガポールにお住まいのお孫さん達にお送り下さったようです。
海を越えて飛んできてくれた鳥たちに木もどこか嬉しそうに見えます。



2021.08.29
作品を展示して下さいました

今回のワークショップでは、ワークショップキットで制作した作品を美術館にご持参していただくと、ご自身で展示していただくことが出来ます。先日は、作品を持参されたご兄妹が展示をして下さいました。

既にたくさんの作品が展示されていますが、どこに自身の作品を展示するのか、みなさん隣り合う作品とのストーリーを考えながら展示して下さっています。今回のワークショップでは参加者同士が直接会うことは出来ませんが、作品同士が出会うことで、新たな景色が生み出されています。



2021.08.27
鳥たち以外にも集まっています

ボローニャ展が始まってもうすぐ1週間です。ワークショップコーナーは、連日作品を持参して下さる参加者のみなさんのおかげでとても賑やかになってきました。
鳥だけでなく、リスやウサギといった動物、カマキリやイモムシなどの昆虫、そして木の周りに咲くお花など、多彩なバリエーションの作品が集まっています。少し寂しかった風景から一変。今では木もどこか嬉しそうな表情に見えます。



2021.08.20
鳥たちが続々と届き始めました!

展覧会が始まる前から、参加者のみなさんが作って下さった鳥たちが続々と届き始めました!
今回はお家で制作を楽しんでいただくプログラムなので、直接みなさんの声を聞くことは出来ないですが、届いた作品を見ていると、いろいろと考えながら作って下さったことが伝わってきます。
お魚を食べている鳥、仲の良さそうなつがいの鳥、居眠りをしている鳥…
それぞれの鳥たちにまつわる物語をつい想像してしまう作品ばかりです。



2021.08.17
模様の紙について

ワークショップキットの中に入っている模様の紙は全部で10種類。模様だけでなく、紙の大きさや形も異なります。模様の紙はランダムに入っているので、どんな紙が入っているのかは開けてからのお楽しみです。

この模様の紙は、相澤さんが作成して下さったものもあれば、当館で手作りしたものも含まれています。模様の紙作りでお手伝いして下さったのが、博物館実習に来ていた大学生のみなさんです。普段絵をあまり描いたりはしない、という方もいましたが、相澤さんが作成して下さった「模様の作り方」動画や、相澤さんが制作された模様の紙を参考に、バリエーションに富んだ模様の紙をたくさん作って下さりました。



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